私の訪問看護のスタートは、伊勢原市の訪問看護指導事業からです。
訪問看護ステーションが制度化し、平成7年より横浜市瀬谷区メディカルセンター訪問看護ステーションで管理者として勤務しました。訪問看護という言葉も馴染みのない頃です。
 病院や診療所・地域へ訪問看護を発信していく困難さもありましたが、今は昔話です。気がつけば12年…十二支も一回りしました。スタッフも真摯に訪問看護に取り組んで、それぞれに成長し瀬谷区メディカルセンター訪問看護ステーションを卒業させていただく時期がきたと思いました。瀬谷での時間は、私の人生にとって本当に貴重な経験がいっぱいでした。
 忙しすぎた時間から解放されたものの、やはり訪問看護から離れることはできませんでした。この先の人生、今住んでいるこの地域で、新たな気持ちで、訪問看護をもう一度やってみよう…在宅医療を、訪問看護を、身近に感じていただけるように…そう思い新しい仲間と事業を始めました。
 「訪問看護ってなあに」と問われて、「訪問看護ってね…」と答えられるようにと平成20年6月から聖路加看護大学実践研究センター・訪問看護コースで学び直しました。が…一言で言えるものではない…ということがよくわかりました。

訪問看護は奥が深い…まだまだ日々勉強です。しかし訪問看護は楽しい… 一緒に分かち合いませんか…仲間募集しています。
働くスタッフが笑顔で、充実した訪問看護を提供し、利用者様にも笑顔になっていただけるよう、笑顔の花をたくさん咲かせるようにがんばっております。
  介護事業所のい 所長 上原 タミ子

昭和53年~昭和61年 神奈川総合リハビリテーション事業団にて、看護師として勤務
平成4年:神奈川県看護協会の主催する訪問看護養成講習会を経て
平成5年:伊勢原市役所健康保険課に所属し、訪問看護に従事
平成7年:横浜市瀬谷区医師会立の訪問看護ステーション開設 準備 ~ 訪問看護ステーション管理者として勤務平成12年:ケアマネジャー資格取得 訪問看護ステーション・居宅介護支援事業・福祉用具 ヘルパーステーション事業 統括
平成19年:退職
平成20年:訪問看護認定看護師資格取得(聖路加国際大学教育センター訪問看護コース)
事業開始 ・訪問看護ステーション・居宅介護支援事業・地域密着型通所介護